TOMONISASAGU

自分と向き合った日記

楽しそうにも程がある

仕事の帰り、しょぼいショッピングモールに寄り道して、酒を買ったり、ガシャポンの筐体を物色したり、雑誌を立ち読みしていたら、どこからともなく俺の名を呼ぶ声が。

職場の同僚のオッサンだった。何やら、オッサン連中で集まってフードコートで酒盛りしている様子。 何と迷惑な。

ただ、とてつもなくイノセントだ。いい歳したオッサンがお友達で大集合してフードコートで酒盛りしている光景は、圧倒的な無邪気さとピースフルに満ちている。楽しそうにも程がある。最高だな お前ら。

なるほど、幸福ってこういう顔なんだな〜とオッサン達のヘベレケなツラ見て妙な納得をしてしまった。

俺も酒を買ったばっかなので、プシュ!っとプルタブ持ち上げて「は〜い!こんにちわ〜!!」ってな感じで乱入したい気持ちはあったけど、底辺臭とは裏腹に謎な聖域感があったので、会釈と短めの雑談のみでおいとまさせていただいた。邪魔をしてはならない。

世の中、暗いツラしたつまねえ奴、男のくせに陰湿なカス野郎、シンプルに気持ち悪い奴ら、なんかそんなクソ人間ばっかだなあ〜 なんて思ったりもしたけど、いやいや、人間捨てたもんじゃねえや。

おもろい人、気持ちの良い奴らってのはいるもんだ。 

 

ただまあ、警備員に怒られる前に解散したほうがいいぜ。

***

 

長男の話。

うちの長男(小4)は、「さすがは俺の息子だな!」って感じで、とてつもなく勉強は苦手みたいだけど、やたらと友達は多いようだ。素晴らしいじゃねえか。学歴やら地位なんて時としてはチンカスなんだよ。友達が多いだなんて、最高にかっこいいし、誇らしいじゃあないか。

ただ、将来の夢が『暴走族の村長』ってのは意味不明すぎるぞ、長男よ。

多分、「総長」って言いたかったんだろうな。だって村長はおかしいもんな。夏祭りの準備したかと思えば改造単車で暴走するジジイなんて、ありえないもんな。

言葉の言い間違いシリーズ?ってんなら、もう一つおもろいこと言ってたな。

真剣な顔して「二等辺三角形! 正三角形! 直撃三角形!」だってさ。なんだよ直撃って。穏やかじゃねえな。

言おうとした事は分かるけど。