TOMONISASAGU

自分と向き合った日記

古風Ⅱ RELEASE TOUR 2022 at あしべ屋妹背別荘/Live 冥丁(One-man show)

って事で、和歌山のすごく歴史の深い場所で冥丁を見てきました。

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夜桜も拝めたりしてイキフンばっちりなショーでした。

で。そもそも あしべ屋妹背別荘 ってなんなのよ?て事ですが

 明治から大正にかけて和歌浦の隆盛を支えた旅館。現存する妹背別荘で障壁画の断片が多数発見され、皇室や寺院の美術工芸を手掛けた近代の日本画家、梅戸在貞の作品と確認された。あしべ屋妹背別荘は近代の木造建築として往年の風情を保ち、最近は季節の催し、コンサートに使われる。あしべ屋は、徳川頼宣が開いた茶屋が始まり。妹背山と岸をつなぐ三断橋のたもとにあり、明治に料理旅館に転じた。その名は全国に知られ、1901年に南方熊楠が旧友孫文と旅館で再会、11年に夏目漱石和歌山市を訪問した時も宿泊を予定した。当時は本館、別館、妹背別荘と3棟あったが、25年に廃業。妹背別荘だけが残る。(サイトより)

といった場所であります。ほーう。

当然、場所だけが凄かったワケじゃなく冥丁こそ噂に違わぬ凄さでした。

ロングセットということで1部はわりと踊れるくらいビートの効いた(みんな座りながら見たけど)粋なセット。和楽器の音色と、そして時折入る声のサンプル「japanese people」他 が面白い。

で、トイレ休憩を挟んで始まった2部はひたすらにアンビエントで、煩悩や雑念が消え去りました。演奏が終わった瞬間、現世に戻った感があった。…ハッ!?って感じ。ヨダレ垂れてたわ。

ロックや、パンク、ハードコアを主に聴いてる俺からしたらあまりなじみのないジャンルのライヴであったが、だからこそ全てが新鮮でもれなく魂に突き刺さった。楽しかった。
たぶん俺の家のキッチンで演ってくれたとしてもすごい体験になっていたであろう冥丁ライヴですが、あしべ屋妹背別荘という場所と相まって、本当に貴重な体験ができました。

毎年ここでやってくれたら毎年行きたいねってのが俺と嫁の共通意見。

最後、サインをいただき、すこしお話もさせていただいた。

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