TOMONISASAGU

自分と向き合った日記

SMILES and TEARS

ディグ備忘録

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YAGE/3-17 OCTOBER 1984(LP)

CELESTE /PESSIMISTE(S) (LP)

.GIF FROM GOD/APPROXIMATION_OF_A_HUMAN (LP)
STATE CRAFT/TO CELEBRATE THE FORLORN SEASONS (LP)
HOT CROSS/NEW SET OF LUNGS EP

と、いう感じで 最近はディスクユニオンのオンラインで、90′S〜HARDCOREとかEMO/ POST ROCK・HC /CHAOTIC HCなんかで検索かけて、さらに「中古あり」「価格安い」みたいに貧乏くさく、セコくソートかけてレコードを掘っている。1枚、600〜1000円ぐらいで掘り出し物が見つかり、トータル5000円超えりゃ送料も無料という事でかなりお得。 

いや、でも、う〜ん…  なんかもう「なんでもいいからアナログレコードが買いたい」みたいに若干なってて、すこし不健全だとも思う。フォーマットなんてどうでもいいからとにかくヤベえバンドを知りたいんや!とbandcampやブックオフの500円棚にへばりついていたあの頃のボクの方が素敵だったのではないだろうか。俺はコレクターなんかじゃない。

肝心の音の内容よりも、レコードに針を落とす所作とか、12インチジャケのオサレさに酔いすぎてるのではなかろうか? インスタ映えを求めて買いもしないのにレコ屋に来る女子(そんなのがいるらしい)と変わらないのでは?すでに所持しているCDをレコードで買い直す行為は、確かに楽しいけど、なんだか旅の足止めをくらっているようにも感じる春寒の候。

とは言え、今回入手した.GIF FROM GODは初めて聴いた。最近のバンドだとVeinとかに近い!と思ったらsplit出してた。冷徹無慈悲なカオティックHC。歌詞に渚カヲルとか出てくるのでオタクなのかも。ダークウェーブ感あるPVも実にソレっぽい。

 

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MOTHER 2 ギーグの逆襲 【完全生産限定盤】サントラ(LP)

これは間違いない買い物。昔に出たCD版がイマイチだからレコードで買い直さなきゃダメなやつ。音、選曲共にグッド  …ただ、やはり容量的に一曲一曲が矢継ぎ早すぎる。ゲーム音楽はミニマルが故に延々とループして聴きたいもんだ。

押し入れからSFCを引っ張り出して実際にゲームプレイすんのが一番なんだよ、やっぱ。

 

 

瓜田に履を納れず

嫁と子を連れて九度山の『おむすびスタンド くど』に行った。駅のホームにあるおむすび屋さん。電車を見ながら美味いおむすびや豚汁を食うことができます。

どーでもいいけど、どっかの誰かが豚汁を駅のホームでド派手にぶちまけててワロタ。ド派手だったなぁw

くど|九度山駅おにぎりスタンド

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オカンと子供を連れてカフェ『スハネフ14-1』に行った。雑賀崎の漁港を一望できる。絶景見ながらコーヒーを飲んだ。 そして何より凄いのが、店内に電車の模型が走っている。そんな面白いカフェ。

全く気づかなかったけど店内に職場の同僚がいたみたいで、一部始終を目撃されていたらしい。オカンを嫁だと勘違いされてたら嫌だなと思った

スハネフ 14-1 ~海のみえる鐵道cafe~

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Amazon Prime Videoで無料だったので映画『ラブ&ポップ』を見た。村上龍の小説を原作とした庵野秀明の実写映画。98年作。

ざっくり言うと、ルーズソックスな女子高生が援助交際するという、なんとも懐かしい雰囲気の話。見たことない映画だと思っていたけど、女子高生が噛んだマスカットを12万円で買うおっさんが登場した時点で「あっ、この映画昔見たことあるわ」となった。

やはりエヴァンゲリオンな演出がフンダンであるが、女子高生のお話って事で雰囲気的にはちょっと『彼氏彼女の事情』っぽかったり、ぽくなかったり。

どーでもいいけど、女子高生の手をズボンのポケットに引きずり込んでチンコしごかせて射精するシーンがあるが、あれでなんで女の子の手に精子付くねんと思った。どんな構造のズボンやねんと思った。

てゆーか、仲間由紀恵とか浅野忠信とか出てたんだね。

Amazon.co.jp: ラブ&ポップ [VHS]: 三輪明日美, 庵野秀明, 三輪明日美: ビデオ

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天気の良い休日に子供を連れて公園に行った。

子供たちはアスレチックでテキトーに遊ばせておいて、俺はベンチに座ってビール飲んでスルメをくわえていた。俺的には無邪気に遊ぶ我が子を見て微笑んでただけなんだけどな、ニヤニヤしたやべえやつに思われたのかな?周りにいたパパさんママさんに訝しげな顔で見られたのでムカついたよ。お?何見とんじゃ!事件 起こしたろけ?と思いました。

ほんと失礼しちゃう。

 

謎にイラッとした話 など

俺の出会ってきたやべぇやつらの話。めちゃくちゃ人に引かれるので、誰にも話さない。めちゃくちゃ面白いんだけどね。

やべぇゾクの先輩がパトカー焼いてパクられて今はヤクザやってんだぜ!みたいな、そんなありきたりでPOPな話じゃない。わかりやすく「犯罪」でオチがつくようなエピソードじゃなくて、物分かりの良さでは定評のある俺ですらが終始「なんで?」「わかんない!」を連呼して最終的には泣いちゃうくらいのカオティックハードコアな話。でも面白いんだよ。狂った人間ってのは芸術より宇宙よりも美しいのです。

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未完で終わって一番悲しかった漫画?俺は『餓狼伝』だな。刃牙より面白かったんだけどなぁ。

堤城平、藤巻十三、クライベイビーサクラ…好きなキャラだらけだった。

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思春期の頃は俺も荒れていて

敬愛する島田紳介松本人志がサシでやるトーク番組に倖田來未がゲストで出てきて、あろうことか紳助よりも松ちゃんよりもあの女が多く喋りやがって、それがほんとクソつまんなくて、邪魔で。気づいたら俺、テレビ画面にケンカキックしちゃってて、テレビぶっ壊したって事

そんな事あったなぁ〜 と、何故か今、思い出した。

テレビが、どかん!パスン!みたいな音を鳴らして臨終して怖かった。あきらかに手遅れな雰囲気があったけど、ダメ元で、電源ボタンを押したけど、画面の真ん中に人が死んだ時の心電図のピーの線みたいなのが出るだけで、「うわー!テレビ壊れた!!」つって朝方まで泣いたわな。マリオカート64もストゼロ3も出来なくなったわけだ。倖田來未のせいで。

それ以来、倖田來未はずっとキライだけど、やつの妹のナントカってやつが後に島田紳介一派みたいになってて、なんか謎にイラッとした。

最近はその姉妹も島田紳介もテレビで見なくなってしまったね。

地震、事故、隕石

日曜日。寝ぼけたままテレビつけたら、勝俣州和哀川翔が大浴場でおじいさんの背中を洗っていた。実写化されたポテチ光秀の4コマ漫画かと思った。どうやらただの旅番組らしい。おじいさんは地元の人。

分かる人にだけ分かれば良い話。

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住んでる街に計8回くらいの地震があった。歯医者もオバケも余裕な怖いもの知らずの俺だが、唯一、地震だけは怖い。震度4だったらしいが、グラグラッと来た瞬間、本当に「やべえ!」としか思えなくなるもんだね。一瞬で余裕がゼロになる。女子みたいにキャッって言っちゃった。

仕事中にキて、俺がいたのは4Fだったんだけどまあまあ揺れて怖かった。収まった後にみんな普通に何事もなかったように仕事始めたのも怖かった。正常性バイアスってやつか。ナメてんじゃねーぞ。俺はすぐに家に帰りたかった。CDやレコードが心配だった(結果的に田中かえのソフビ人形が転けていただけだった)。

そして、時を同じくして、これまたうちの地元でトレーラーが自転車に乗ったおじさんを轢き逃げする事件があった。現場に自転車が無く、おそらく自転車を引きずったままトレーラーは逃亡したとの事。

現場を運悪く目撃してしまった知人いわく…  …いや、やめとく。

人はいつか死ぬが、地震や交通事故では死にたくないな。

老衰も捨てがたいが、俺はちょうどいいサイズの隕石に当たって死にたい。いや、これは、わりと冗談じゃなくて。

この隕石論について聞きたいやつは俺んチに来てくれ。説いてやるよ。茶菓子も出す。

 

お題「わたしの仕事場」

ダビスタ買いました とか

ディグ備忘録

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MINOR THREATのアレ(LP)

Corrupted / Noothgrush – Question The Purpose Of Human Existence(LP)

Buck-Tick – Sexual XXXXX!(LP)

Built To Spill – There Is No Enemy(LP)

バクチクが浮いてるかもだけど、これは地元のレコ屋で2800円で手に入れた。バクチクはアルバムでいうと「COSMOS」や「SEXY STREAM LINER」にハマった世代だけど今回、入手した「SEXUAL×××××!」は1987年の2ndでかなりロマンチック?な内容。ちなみにアルバムタイトルは当初『SEXUAL INTERCOURSE!』(「性交する」という意味)というタイトルであったが「タイトルが過激すぎる」との判断により、現在のタイトルとなった…と、Wikipediaに書いてある。大森靖子のkitixxxgaia(キチガイア)みたいなエピソードですね。

MINOR THREATとBuilt to Spillは、“ 大好きなCDをレコードで買い直そう活動 ”の一環。相変わらず豊かで贅沢な暮らしをしておりますよ、俺は。

Corrupted(と、NOOTHGRUSH)は、“ Corrupted関連作品を全て集めようタスク” を久々に進めたってワケ。コンプリートまであとちょっと。

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低評価の原因となっていた様々な要素が2度によるアップデートである程度改善されていると聞き、満を辞してNintendo Switch版のダービースタリオンを購入した。

それって必要かなぁ?と思っていた音声実況も実際に聞いてみるといい感じだな。個人的に久しぶりのダビスタ購入となったわけだが、育成理論とかその他仕様、かなり変わってて戸惑う。98や99のノウハウがまったく生かせない…あたりまえか。浦島太郎状態です。ダビスタに似た別のゲームみたいだ。

まぁ、素人からのやり直しも悪い気分はしないし、なかなか勝てないレース勝った時のカタルシスは過去作と比較しても遜色ナシだし、結論的にはめっちゃ面白い。

とりあえずモーリスから逃げ切って安田記念を勝ちました。うれしー!

 

お題「好きなシリーズもの」

歩く 

インドア神と呼ばれた俺もさすがに部屋に篭りすぎてイーッ!ってなってきたので、外に飛び出して、高速道路を飛ばして知らない街に降り立ち、散歩した。

知らない駅、知らない商店街、知らない神社、知らない住宅街、知らないゆるキャラ。テンション上がってきた!

20年くらい売れ残っているであろう、日に焼けてパッケージが変色した品が並ぶオモチャ屋を見つけた。デッドストック倉庫みたいになっててワクワクした。客としてチビ助が一人入ってきてミニ四駆のパーツを物色していた。タイムスリップしたのかと思ったぜ。

チビ助にとっちゃ当たり前の場所なんだろな。知らない誰かのあたりまえの日常にすこしお邪魔する。町ぶらの醍醐味だ。

ばあちゃん一人でやってる演歌だらけのCD屋に入る。ここも日に焼けて変色したCDが多い。ブルーハーツの「TRAIN-TRAIN」が未開封であった。ばあちゃんが「客が来た!?」みたいな顔して立ち上がった。…  寝てました?

まあまあデカい神社を見つけたのでおみくじを引いた。ヤンキーが好みそうな金ピカのおみくじ。ヤンキーが好きそうなシール同封。せっかくの大吉だったが金ピカのせいでなんか軽い。

店先にあった等身大キティちゃんの豪快な朽ち果てっぷりに惹かれ、これまた長い歴史のありそうな雑貨屋?に入る。店員のおばちゃんとの雑談の末、謎のシールを無料で頂いた。海外のシャボン玉メーカー?のシールだとかなんとか。可愛い。

 

街全体が軽く観光地っぽくもなってるが、コロナ関係なしに人は集まらないだろうな、なんて思ったが

これはディスではなく賛辞。俺にとっての情緒とはそういう街にしかない。

それに無知な俺が知らない知らない言ってるだけで、たぶん由緒や歴史はたくさんある街なんだろう(神社にもなんちゃら指定文化財?みたいな事いっぱい書いてたし)。でもWikipediaとかで後で調べたりしないのが俺なりのジャスティス。そんなことしたら魔法は解けてしまうんだぜ。知らないままにしておく。

 

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お題「ささやかな幸せ」

岬の兄妹 とか

相変わらず映画を見たり、本を読んだり、レコード聴いたり。別に自粛しているわけではないが。

 

『岬の兄妹』という映画を見た。以下、軽いネタバレと浅い感想文。

前から気になっててレンタルで探してたんだけどプライムビデオで無料になっていた。「知的障害者の妹に売春させて生活しようとする片足に障害のある兄の話」ってヘヴィな話。別にタブーに切り込むような作品が好きなわけじゃないけど、それくらいの触れ込みがないと食指も動かない今日この頃(俺、退屈な映画みてると3秒で寝ちゃうから)。ちなみに、監督も出演者も知らない人ばかりだった。

しかし久々にガツンと来た。とても良かった。描写、演出も割と手加減ない感じで、軽い気持ちで人に勧めらんないけど、他人の感想が気になって結構いろんなレビューサイトを巡ってしまった。

でまあ、やはり「生活保護とか障害者手当なんで受けないの」というツッコミは多い。たしかに俺もちょっと思った、けど、あの兄はなんか、そういうの申請しなさそうな気はするわな。バカが追い込まれてバカを積み重ねてゆく、その姿が悲しかった。でもバカだけでは片付かない、兄の人間臭さがリアルだった。あんなやつ現実にいねーよ、じゃない。ああいう人はいる。

あと、なんか名場面として悪ガキどもをアレで撃退するシーンが挙げられてるけど、俺はそれより兄の中学生に対しての人生の先輩ぶった謎の態度だとか、足が治ってはしゃぐ夢を見るシーンがすげー笑えたな。…そうなんだよ、この映画わりと笑えちゃうんだよな。ロードムービー的な美しさもあるし。ただ悲しいだけの映画ではない。

あと、やはり特筆すべきは自閉症で知的障害のある妹を演じた女優さんの演技。特にラストシーンのあの表情は、凄い。

社会の暗部を描いた、近年稀に見る本当にヘヴィなタブーだらけの内容ではあるが、なんかもう一回見たい映画でもある。おすすめ。

ちなみに、300万円の自主制作だそうな。

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「バカは不幸が好き」とか「弱い者たちがさらに弱い者を叩く」的なことを甲本ヒロトが歌って、少年時代の我々はそれ聴いてちょっと人間ってモンを知ったような気になったりして。

まあ、さすがに最近はブルーハーツなんて聴かないけど、思春期に覚えたそれらの歌詞は今も心のどっかに残ってて …って感じだったけど

最近、ヒロトが歌詞なんて重要ではない…的な事をテレビで喋ってて、お前がそれ言うか!って気持ちになった。やられたぜ。

少年の頃に聴いてた音楽で、ちゃんと分かる言葉を分かる様に歌ってたのはブルーハーツ(や、ハイロウズ)だけだったかも。たとえばボウイとかも好きだったけど氷室京介が何言ってんのかさっぱり分かんなかったもんな。

 

泣き顔でスマイルすりきれてシャイン踊るならレイン ピントはずれの わがままジュリエット 笑いかけた恋が 邪魔になれば傷つくだけの 夢が転がるネ

アンニュイLAST NIGHTおざなりなPLAY漂うだけ
さびついた夜のオブジェに抱かれて愛も夢もSO EASYから回りで何一つ残ってないけど

 

今でもさっぱり分かんないな。

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ラわーん。またディスクユニオンで注文してもーた。LP5枚で5500円。(本当はダビスタ買おうと思ってた金なのにな。)どーせヒマになるであろう飛び石連休のあたりで着弾してくれるとありがたい。