TOMONISASAGU

自分と向き合った日記

歩く 

インドア神と呼ばれた俺もさすがに部屋に篭りすぎてイーッ!ってなってきたので、外に飛び出して、高速道路を飛ばして知らない街に降り立ち、散歩した。

知らない駅、知らない商店街、知らない神社、知らない住宅街、知らないゆるキャラ。テンション上がってきた!

20年くらい売れ残っているであろう、日に焼けてパッケージが変色した品が並ぶオモチャ屋を見つけた。デッドストック倉庫みたいになっててワクワクした。客としてチビ助が一人入ってきてミニ四駆のパーツを物色していた。タイムスリップしたのかと思ったぜ。

チビ助にとっちゃ当たり前の場所なんだろな。知らない誰かのあたりまえの日常にすこしお邪魔する。町ぶらの醍醐味だ。

ばあちゃん一人でやってる演歌だらけのCD屋に入る。ここも日に焼けて変色したCDが多い。ブルーハーツの「TRAIN-TRAIN」が未開封であった。ばあちゃんが「客が来た!?」みたいな顔して立ち上がった。…  寝てました?

まあまあデカい神社を見つけたのでおみくじを引いた。ヤンキーが好みそうな金ピカのおみくじ。ヤンキーが好きそうなシール同封。せっかくの大吉だったが金ピカのせいでなんか軽い。

店先にあった等身大キティちゃんの豪快な朽ち果てっぷりに惹かれ、これまた長い歴史のありそうな雑貨屋?に入る。店員のおばちゃんとの雑談の末、謎のシールを無料で頂いた。海外のシャボン玉メーカー?のシールだとかなんとか。可愛い。

 

街全体が軽く観光地っぽくもなってるが、コロナ関係なしに人は集まらないだろうな、なんて思ったが

これはディスではなく賛辞。俺にとっての情緒とはそういう街にしかない。

それに無知な俺が知らない知らない言ってるだけで、たぶん由緒や歴史はたくさんある街なんだろう(神社にもなんちゃら指定文化財?みたいな事いっぱい書いてたし)。でもWikipediaとかで後で調べたりしないのが俺なりのジャスティス。そんなことしたら魔法は解けてしまうんだぜ。知らないままにしておく。

 

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お題「ささやかな幸せ」