休日。部屋にいたらアタマがおかしくなりそうな予感がしたので、軽く雪とか降ってたけど頑張っておそとに飛び出してみた。
イヤホンでSHINERとかRAEINのカッコいいのを聴きながら、でも途中から中島みゆきを聴いたりして、2丁目まで歩いた。
寒かったので缶コーヒーを買って、小さい公園で飲んだ。寒かった。
となりのベンチにいた50歳くらいの男性二人の会話を盗み聞いた。
A「おー、久しぶりやがな」
B「いや、俺、脳梗塞で入院しててん」
A「あらら…」
B「今も手足マヒしてて、耳もあんまり聞こえへんねや。もうアカンわ!」
A「あららら…」
俺(あらららら…)
…人間、明日どうなるかなんて誰にもわからない。
今ある悩みが実は些細であったと、否でも応でも痛感するような、人生最大級の苦難が、俺にだって(君にだって)いきなり訪れるかも!
という覚悟って、ほんの少しだけ持っておいて損はないよな。
最悪を想定しながらの人生ってなんか嫌だけどな。
コンビニでちょっと酒を買って、それを飲みながらさらに歩いた。太陽が出てきて、少しだけ暖かくなってきて、酔いも手伝い、たぶん俺はフラフラで少しだけ笑顔だったはずだ。… 子供の頃に見た、街のヤバいオッサンにまさか自分がなるとは。
人生って素晴らしいな〜!と思ったぜ。
その後、いつもの中古レコード屋に行くが何も買わず。
基本、ジジイばっかりが客として来る店なので、
MISERY INDEXのLPがずっと残っている。さて、いつ救出しようかね って感じ。